水上黒碧と申します。
女性の人生と生き方をサポートしながら「潜在意識の書き換えをする人」です。
本日の記事は、ネガティブ思考に関する記事になります。
「もうネガティブな自分に疲れた」そんなあなたへ
── 変わりたいのに変われない、その苦しさに寄り添いたい。
「また悪い方に考えてしまった…」
「こんなふうに思いたくないのに、気づけば不安に飲まれてる」
「ポジティブになろうと思っても、どうせ無理って思ってしまう」
そんなふうに、自分の思考を責め続けて疲れているなら、この記事はまさにあなたのために書いています。
ポジティブになりたいのに、なれない。不安や自己否定が止まらない。頭の中がいつもざわざわして、心から落ち着ける時間がない。
そんな状態が続くと、自信を失い、人生そのものが“しんどいもの”になってしまいます。
でも安心してください。
結論から言えば、あなたがネガティブになってしまうのは「性格」ではなく、「潜在意識に刷り込まれた防衛反応」です。
この記事では、
- なぜネガティブ思考が止まらないのか
- 思考を変えようとしても変わらない理由
- 本当に「根本から思考が変わる方法」
これらを、実例を交えながらわかりやすくお伝えします。
読み終える頃には、「変われるかも」と思える自分に出会えるはずです。
どうして私は、いつも悪い方にばかり考えてしまうの?
── 「考えすぎる自分」に、心が置いてきぼりになっていた。
あなたは、何かにつけて悪い方へ考えてしまう自分に、うんざりしていませんか?
たとえば──
- 何気ない一言を「嫌われたのかも」と受け取ってしまう
- 楽しい時間の後ほど「これが壊れたらどうしよう」と不安になる
- 未来のことを考えると、「うまくいかない前提」で想像してしまう
- うまくいっても「まぐれだ」と思って、自信につながらない
- 失敗すると「やっぱり自分はダメなんだ」とすぐに結論づけてしまう
頭では「考えすぎだ」とわかっていても、止められない。「もっと明るく考えたい」「前向きに捉えたい」── そう願って努力してきたのに、なかなか変わらない自分に嫌気が差す。
でも、誰かにこの悩みを話しても、「考えすぎじゃない?」「もっと楽観的になったらいいのに」そんな言葉で、ますます孤独になる。
そしてまた、「やっぱり私って面倒な人間なのかな」「どうしてこんなにネガティブなんだろう」「誰にも理解されない」── そう思って、自分を閉じていく。
もしかすると、あなたはもう、何年もこの思考パターンの中で生きてきたのかもしれません。
でも、僕は声を大にして伝えたい。
それはあなたが悪いのではなく、「潜在意識があなたを守ろうとしているだけ」なのだと。
ネガティブ思考の正体は、潜在意識に刻まれた“傷の記憶”です
── 前向きになれないのは、防衛反応があなたを守っているから。
ネガティブ思考が止まらない原因は、あなたの「性格」や「意思の弱さ」ではありません。
原因は、潜在意識の中にある「傷つかないための防衛反応」です。
つまり、あなたの中の無意識が、こう思っているのです。
- 期待すると裏切られる
- 喜ぶとその後に落ちる
- ポジティブに考えると、あとで痛い目を見る
この思考は、あなたの中にある「過去の記憶」から来ています。つまり、今のあなたは「過去に学んだ守り方」で、今を生きているだけなのです。
そしてその守り方は、意識では変えられません。
だからこそ、どれだけ前向きな言葉を並べても、すぐに元通りになってしまう。本当の解決には、「潜在意識レベルでの思い込みの書き換え」が必要なのです。
ポジティブを“頑張らなくてもいい自分”になるための3つの鍵
── 実際に変われた女性たちの声から見える、解放のプロセス。

1. 過去の“痛み”が、潜在意識に「ネガティブ=安全」と教えている
潜在意識は、過去の出来事をもとに「何が安全か」を判断します。
たとえば──
- 幼少期に期待していたのに裏切られた
- 頑張っても否定されてばかりだった
- ポジティブに振る舞ったら「調子に乗ってる」と言われた
こうした経験が、「期待するのは危険」「希望は叶わない」といった思い込みをつくります。
Aさん(30代・美容部員)は常に最悪のシナリオばかり考えてしまう自分を責めていました。その原因は、学生時代にいじめられた経験から「明るく振る舞うと標的にされる」という無意識の恐れが根づいていたこと。潜在意識の書き換えを進めることで、少しずつ「安心して笑っていい」という感覚を取り戻し、今では接客中にも自然な笑顔が増えたそうです。
2. 頭ではわかっていても、潜在意識のブレーキが強く働くから変われない
人は「変わりたい」と思っていても、潜在意識が「変わる=危険」と判断すると、強力なブレーキがかかります。
これは「現状維持バイアス」とも呼ばれ、たとえ今が苦しくても、「慣れている」というだけでそのままの状態を選んでしまうのです。
Bさん(40代・事務職)はいつも「ポジティブになろう」と本を読んだりセミナーに通ったりしていましたが、効果は一時的でした。潜在意識には「変わると失敗する」「明るくなったら人に嫉妬される」という古い記憶が残っていたからです。そこを書き換えることで、「自然体で前向きになれる」状態が定着し、今では「努力せずにポジティブでいられる自分」が当たり前になったと語っています。
3. 潜在意識を書き換えると、「安心して前向きに考える」ことができるようになる
ポジティブになるには「無理して明るく考えること」ではありません。
心の深い部分にある「怖れ」を癒すことによって、自然と前向きな思考が生まれてきます。
思考は感情からつくられます。そして感情は、潜在意識の中にある「自分へのイメージ」によって左右されるのです。
Cさん(20代・大学院生)はいつも「自分はダメだ」「うまくいかない」と思ってばかりで、挑戦することができませんでした。セッションで潜在意識の中にあった「努力しても報われない」「何をしても無駄」という思い込みを解放していくと、ある日「やってみたい」という気持ちが自然と湧いてきたそうです。今では卒論発表にも自信を持てるようになり、自分の未来に希望を感じられるようになったとのことでした。
ネガティブな思考から自由になるために、今あなたにできること
── 今すぐ、潜在意識を書き換えて「安心して前を向ける私」へ。
ネガティブ思考をやめたいのに、やめられない。
そんな自分を「弱い」「ダメだ」と感じて、さらに落ち込んでしまう。
でも、あなたが苦しんでいるのは、あなたの心が壊れているからではありません。ただ、過去の記憶をもとにあなた自身を守ろうとする“無意識の習慣”が、あなたを縛っているだけです。
だからこそ、変わることはできます。
思考だけを無理に変えようとしなくていい。
ポジティブになろうと自分に無理をさせなくていい。
必要なのは、「もう大丈夫」と思える安心感を、自分の中に取り戻すことです。
そしてその安心感は、潜在意識を丁寧に書き換えることで、確実に育っていきます。
あなたが「今のままの自分ではいたくない」と思った瞬間が、変化の入り口です。
どうか、その想いを見逃さないでください。
今すぐ、あなたの潜在意識を書き換えてください。
「安心して前向きに生きる」という、あなた本来の姿を取り戻しましょう。